尊過ぎて切ない

人間ではない家族への溺愛

真っ赤な口紅が 似合う人とは?

 

「真っ赤な口紅の 似合う大人に なる」

 

と、思っていた。

 

35~36年前。

 

まだ なって ない。

 

思っていたのが

「幼少期」ってわけでも ないのに…ねぇ…

 

 

 

 

 

 

 

バブリーな

若者を経た後

子育て 開始。

 

子供が 多いわけでは ない。

バリバリの 仕事も してない。

 

のに、

のに、

一目散で 中年に なった。

 

 

我が子が

「自分」で

生きて 行けるようになった時

子育ては 終わる。

と、思っている。

 

まだ

終わって ない。

 

 

 

 

 

今の 若い方は

小さい子供さん 連れてても

キレイに してるね。

 

 

バッチリメイク等

キチンとする間

子供さんを

見ててくれる人が 

いるのかな?

 

子供さんが

おとなしいのかな?

 

 

 

 

 

自分の時は

髪は 寝ぐせ付けたまま 1つに縛り、

化粧なんてゼロで 眉毛も ない。

 

「裸でなければ いい」程度の服を着て、

スニーカーよ。 巨大なバックよ。

 

赤ちゃんや

赤ちゃんの物に

付いたら嫌だから…と、

日焼け止めさえ 塗らなかった。

 

 

ソバージュ(死語?)を なびかせ

ショッキングピンクのスーツで

ヒールカツカツ音立てて

バックも持たずに

ウロウロしてた私が…ねぇ…

 

 

 

 

お金にも

物にも

人にも

何にも「執着」がなかった 私。

人生で はじめての「執着」が

「我が子」だった。

 

 

 

1人目を 産んだ時には

まだ この世にいた 実母からも

「異常」だと 呆れられた。

 

「この世に 

 オギャーと出てきた瞬間から

 あなたとは 別の 人間だからね」

と、言われた。

 

 

そう 言ってくれた実母が

この世に オサラバした。

 

 

 

 

親は

私を

大事に

育ててくれた。

 

私は

我が子を

大事に 育てた。

 

それで いい。

それが いい。

 

 

 

 

 

で、

大事に

大事に

育てた我が子らも

成人 した。

 

が、

1人でも

生きて行けるようには なってない。まだ。

 

が、

側には いなくても いい。

 

 

 

 

マスク生活が

終わるかもしれない 世の中。

 

恐る恐る

自分を ガン見 した。

 

 

 

なんじゃ〜???

 

 

いつ?こうなった?

いつから?こうだったの?

 

 

 

 

マスク生活の この3~4年

ず〜〜〜っと スッピン。

 

化粧の仕方も 忘れた。

 

3~4年前の 使える?

どの順番で 付けるっけ?

化粧して コレ?

 

 

 

 

何の

メンテナンスも せず

過ごしてきた。

 

お風呂上がりに

顔にはニベアを塗るだけ。

口にも塗って リップいらず。

しかも 

冬だけで

夏は 何も しない。

 

 

 

身体からは 水分が抜け

どこもかしこも カッサカサの ガッサガサ〜

 

飲み物は ブラックコーヒーのみ。

         ↑

              水分には ならない そうな…

 

外からも

内からも

水分補給せず。

 

 

「脂肪」=「あぶら」なのに

干からびた「あぶら」の体。

 

 

欠かせない

マスク・長袖・長ズボン・ハイネック。

 

暑い…暑苦しい…

 

 

 

 

 

「自分磨きを 怠っては いけない」

 

と、何かで聞いたけどさ

それって やっぱ「美容」的な?事?かな?

 

それとも「内面」的な?やつ?なの?

 

 

 

 

時間・労力・お金を「美」の為に 使う

「美意識」高い 外見素敵な人が

メッチャ性格が「良い」なんて ある?

 

あるだろね〜

いいなぁ〜

 

 

 

 

「服装は 内面を 表す」

らしい…

 

ほぼ、

オール「黒」の私は

「根暗」らしい…

 

どちらかといえば

「根明」だと 思う。んだけど…

 

 

 

 

「裸」でなければ いんじゃない?

「清潔」にしてれば いんじゃない?

 

その程度の 格好。

 

「清潔」には 特に こだわり

無我夢中に 洗濯 する。

 

形が 崩れようが

毛玉が 付こうが 

お構いなしに 

ジャブジャブ 洗濯。

しっかり 乾燥。

 

 

 

汚れが 付いてない事だけに

集中 してた。

 

 

襟が パリっと してる。

シワが よってない。

毛玉が 付いてない。

 

そんな 清潔「感」には

うとかった。

 

 

 

 

 

 

目立ちたく ない。

 

「根明」でも

そう思って 生きて いる。

 

だから、

オール「黒」に なる。

 

気配の消し方が わからない。から…

 

 

猫と 暮らしはじめて

「白」「グレー」に 浮気 した。

 

 

いつの間にか

「黒」に 戻ってた。

 

 

ショッキングピンクの 私〜

花柄の 私〜

イケイケイケイケの 私〜

 

どれも 私自身。

だけど 30年程前の 私。

 

 

 

好みは 変わる。

 

変わらないとしても

好みが 似合うとは 限らない。

 

 

 

年齢に 関係なく

「好きな格好 したらいい」

とも 思う。

 

けど、

自分は 気になる。年齢が…

 

自分の好みは 年齢的に 無理が ある。

なら、どういったモノなら 大丈夫?

自分には どんなのが 似合う?

 

そんなん 考える時間が もったいない。

そんな事 考えるなんて めんどくさい。

 

そんなふうに 思うって事は

そういう事に 興味がないわけよ。私は。

 

 

で、

結果 無難無難。

 

 

 

 

私くらいや

私より 上の年齢の知り合いで

「洋服が好き」

って言う人は 結構いる。

 

 

 

ぶっちゃければ

「うっわ、素敵〜」

とは 思わない。

 

 

好みは いろいろや。

 

だから、

いろんな服が 売られている。

 

 

 

 

 

「うっわ、うわうわ〜」

と、

引かれる程の 黒装束の

ちゃんオバは

今でも

「真っ赤な口紅の 似合う大人に なる」

事を 諦めては いない。

 

 

 

 

自分の中に

「外見」だけではない

「何か」の「定義」が あるのだろう…

「何か」が わからないうちは

 

似合わない。