尊過ぎて切ない

人間ではない家族への溺愛

良い人には 良い人を

「老人」と 呼ぶには 失礼だが

「中年」と 呼ぶには…

という「年齢」の「男性」が

大事そうに

抱っこ していたのは

「人形」だった。

 

スーパーだから

買い物に 来たのだろう。

 

家族らしき人も いた。

 

 

 

家族が 買い物する間

「孫」を 任された じいちゃん。

 

そんな風に 見えた。

 

 

ただ、

大事に

抱っこしていたのは

「人形」。

 

 

「覗き込む」なんて してない。

 

そもそも、

よそ様の 赤ちゃんや子供に 関心が ない。

 

 

 

 

覗き込まなくも

見える

抱き方。

 

「人形」は 丸見え。

 

 

 

 

 

ネットなど

なかった時代

「通販」といえば

「TVショッピング」

 

 

「TVショッピング」

で、

「人形」を 売っていたのを 思い出した。

 

 

 

販売していた「会社名」も 覚えて いる。

 

言っていいのか?

わからないから やめとく。

 

調べてみて。

 

 

 

人間の 子供?か 赤ちゃん?

の、

平均的な 体重に してある。

 

ほっぺも

ぷにぷに。

らしい…

 

 

子供心に(およそ 40年以上前)

「何で この商品を?」

「誰が この商品を?」

と、

思った事を 覚えて いる。

 

 

 

世の中

人口

今 何人?

 

 

そりゃあ

いろんな人が いるよね。

 

いろんな人が 居ても いいよね。

 

人に

迷惑「さえ」

かけなければ。

 

 

 

 

チップとデール

チップか?デールか?

見分け つかんけど

チップか?デール?を

抱っこしている人も いる。

 

私に 負けない位の おばちゃん。

 

持ってるんじゃない。

抱っこしている。

 

スーパーで

何度も出くわし

チップか?デール?を

見せられ

「あらっ こんにちは〜」

と、

挨拶した事も ある。

 

チップか?デールか?に。

 

 

 

 

 

 

いろんな人が いる。

いろんな人の 不思議な行動。

 

 

「迷惑行為」

では ないなら 尊重しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラント店とか

化粧品店とか

と違って

 

「スーパー」は

誰もが利用する。

 

毎日行く人も 多い。

 

 

人間ウォッチングには もってこい。

 

 

 

袋詰めする台に

子供を立たせる人。靴のまま…

             ↑

意外と 

パパママよりも ジジババが多い。ような…

 

 

袋詰めする台に

座るじいさんも居れば

座る子供も 居る。

   ↑

家族が会計や

袋詰めをする間

立っとく事も出来ない体には 

見えないけど…ね…

 

 

パン屋さんの 並んでいるパンを

何個も舐めている子。

    ↑

その子の両親は

子供も叱らなかったし

パン屋さんにも 謝らなかった。

「買えばいいんでしょ?」と…

 

 

親が会計中に

お菓子売り場で

商品を開けて食べた子。

   ↑

もはや「犯罪」では…?

 

 

考え方。

やり方。

人それぞれで いい。

 

が、

「常識」「モラル」「マナー」

というものは ある。

 

 

そういうのは

「親」が 教える。

「親」が やって 見せる。

ものだと 思う。

 

 

叱らずに 育てる。

というのを 聞いた事が ある。

 

そりゃ

叱らずに 育てられたら

言う事 ない。

 

けど、

物事の「善し悪し」を

何も知らない人間が

「悪さ」を してしまった時は

叱らなけらば ならない時も ある。

 

「いけないことをしたから

         自分は叱られた」

と、学ばなければ ならない。

 

 

「いけない事は もうしない」

と、反省する。

    or

「叱られたくないから」

と、もうやらない。

 

どっちでも いい。

 

 

 

 

 

 

他人の悪さを

注意する事は 難しい。

 

知らない人に 物申したら

逆ギレされて

被害に遭うような 世の中。

 

職場の人に 物申したら

自分が

居心地悪くなるような 職場。

 

 

 

「常識」「モラル」「マナー」

を、教わらずに

育った人が 可哀想とは 思わない。

 

そういう人と

関わって行く事になる

我が子らが 心配。

 

 

我が子らが

「立派」な人間。

だとは 思ってない。

 

けど、

どこに出しても

恥ずかしくは ない。

 

私は

「親バカ」かもしれないけど

「バカ親」では ない。

 

 

ひとりっ子が ふたり。

 

というくらい

歳が 離れてしまったけど

それぞれ

「アメとムチ」で 育てた。

 

愛情は

たっぷりんで

厳しく 育てた。

 

 

 

 

就職の

世話をしない 学校に通う下の子は

ひとつ目の

インターンシップ

「内定」を もらった。

 

「必ず 内定を もらう」

と、

第1希望の所を

1番に 研修先に 選んだ。

 

 

 

「あなたが 思う通りに なるからね」

と、私も 言った。何度も…何度も…

 

 

 

就職に伴い

およそ5年間

やっていたバイトを 辞めた。

 

最終日

店長さんから

「いろんな場所で 

 たくさんバイトを見てきたけど

 こんなに真面目で

 素直な子は はじめてだった」

と、

朝礼で言われたそうで…

親として

こんな嬉しい言葉は ない。

と、涙が出た。

 

 

 

 

真面目なゆえに

悔しい事

たくさんあると 思う。

 

けど、

真面目なおかげで

人の信用を得られ

人に好かれる人間で 居られると 信じる。

 

 

 

悔しかった事。

損した事。

どんなにたくさんあっても

全部 私が 聞くよ。

 

私が聞かなくても

聞いてくれる人が

我が子には 居る。たくさん…

 

それは

我が子の

人間性の 賜物。

 

 

 

「善し悪し」

を、学ばず育った人間。

「常識」「モラル」「マナー」

が、わからない人間。

 

そんな人達が

我が子らの 近くに居ない事を 願う。

 

そんな人達に

我が子らが 関わらない事を 願う。

 

 

 

 

 

人の

嫌がる事。

人の

怖がる事。

 

そんなんする人は

人生に

必要 ない。